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韓国ドラマ『恋愛時代』 [韓国ドラマ]

昨日、野沢尚原作『恋愛時代』を、おとなり韓国でテレビドラマ(全16話)
として、制作されたことをお知らせいたしましたが、そのドラマの制作を行い
ましたyellowfilm、OH社長のコメント記事が、韓国のネット新聞に掲載
されましたので、この場でご紹介させていただきます。
OH社長のコメントから、現在の韓国のドラマづくりの現状と、これからの
ドラマづくりの形が見えるのではないでしょうか。
日本のドラマづくりともまた違う独自の進化をしていくように感じます。
野沢自身も元々は映画監督を志していましたし、ドラマの制作現場によく
足を運ぶ脚本家でした。
こういった現場の声を興味深く思ったことでしょう。


 オ・ミンホ代表 "来年、韓国版CSI製作、全世界に配給を考慮

ジョン・ジノ記者 / 写真 ジョン・ソヒ記者
2006年 11月 03日

"韓国ドラマをアップグレードさせる会社゛「恋愛時代」の製作会社が再びドラマ製作をするので大いに期待しています゛、"今後ドラマも映画のように製作しなければならないという信念を持つ会社゛最近、あるドラマ製作会社で後続作品を作るという噂が流れ、これらの文章はネチズンたちがインターネットに載せたものだ。一体どのような会社なのだろうか、日々トップスターだけを追う視聴者たちがこのような関心を示しているのは。

その主人公は、まさしく今年の初めソン・イェジン-カム・ウソン主演の16部作ドラマ「恋愛時代」(シナリオ:パク・ヨンソン/演出:ハン・ジスン)というドラマにより、世の注目を浴びている「イエローフィルム」である。イエローフィルムは2000年にCF製作会社としてスタートし、ミュージックビデオなどを経て今年の初め事前製作システムで作った「恋愛時代」により、初めてドラマ製作の場へと足を踏み込んだ。

「恋愛時代」は今年9月、第33回韓国放送大賞授賞式で、放送芸術部門分野ドラマ部門優秀作品賞と、今年の放送人音楽賞など2冠を占めるなど好評を博した。誰よりも視聴者たちの熱狂と作品に対する愛情はドラマが終了して6ヶ月も過ぎた現在もその熱は冷める事を知らない。

放送業界でイエローフィルムに注目している最大の理由は事前製作システムを取り入れてドラマを製作をしている為だ。いや、それよりも「良いドラマをきちんと製作する為の努力を行っている」というのが最もな理由なのかも知れない。

(株)イエローフィルムのオ・ミンホ(40)代表に会った。[編集者注]

"韓国の環境では、ドラマというのものは台本が二日や一日前に出来上がったり、当日撮影して夕方に編集して夜に放送する事もあったり、そうした特殊な環境だったんじゃないですか。もちろん瞬発力も鍛えられるという肯定的な見方もあったが、やはり否定的な部分も多かったと思います。例えば俳優たちが事前に準備も出来ないまま撮影現場に入ったり、エンディングをどう撮るのか、よく分からなくて自身の役作りで苦労したという事がたくさんあったそうです。
また、このような理由により、自身も納得しないまま演技が世に認められ有名俳優たちがドラマというフィールドから数多く去ってしまったのではないかという思いがします。″

オ代表が事前製作システムを取り入れたきっかけは「韓国ドラマはドラマチックであるけれど、全体的に映像面のディテール部分や、俳優たちのディテールな演技がさらに上手く表現出来たら」と言う。これは日本などの海外ドラマの製作関係者たちの忠告に対する一種の反発心(?)だったと言う。「だったら、私が一度挑戦してやろう!」と試みたのがまさに「恋愛時代」であった。≪続く≫

 


2006-11-07 15:16  nice!(1)  コメント(7)  トラックバック(0) 
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