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日本の小説 [韓国出版]

               韓国のネット新聞の記事ですが、『恋愛時代』を含む
             日本の翻訳小説について書かれて
               いましたのでご紹介します。
         20代の若い世代を中心に多くの方が日本の小説に
                興味を持っているようです。
                 (一部抜粋記事です)


 韓国の20代、日本を読む>

 

日本からやって来た‘クール’な感性が国内の書店に定着した。ミニホームピー(ミクシィのようなもの)とブログを使う20代は、文章、段落単位の子気味いい描写力に注目している。
書店で一日に100冊の小説が売れたとしたら、その中の30~40冊は日本の小説だ。「出版界が‘日流’に席巻された」という分析がされてから久しい今、国内書店の中の、日本の小説の現状を見てみる。
最近、ソウル龍山区に新しくオープンした大型書店‘ショービックス’では外国小説コーナーの中で、日本の小説だけが特別に‘日本小説ベスト’コーナーを作った。理由は簡単だ。日本の小説を探す顧客が多いからだ。
2号線シンリム駅付近のGSブックでも‘日本翻訳小説’コーナーを新しく作った。GSブックの関係者の1人は、「顧客達は‘日本の小説はどこにありますか’とよく聞いてくる」とし「日本の小説の新作とベストセラーに対する関心が高く、日本の小説コーナーを別に作った。」と説明した。  
日本の新人作家たちを探すのは断然20代の若い層だ。その中でも女性の比率が若干高い。インターネット小説よりも‘重み’が必要で、歴史やファンタジー小説を読むには‘共感’を求める読者達だ。日本の小説の宣伝‘口コミ’に一番大きく影響するのはブログとミニホームピーだ。 

       

       GS북에서 새로 개설된 ‘일본번역소설’ 코너     사진제공=GS북
     GSブックで新たに開設された ‘日本翻訳小説’ コーナー写真提供=GSブック
 


国文学を専攻するAさん(25)は「日本の小説を沢山読む方ではなかったが、インターネットをしながら日本小説に親しんだ」と語る。
オンライン上で良い文章を探し‘スクラップ’をしてみると、その出所が日本の小説である場合が多いということだ。
Bさんは「同じような状況を表現してもその方法が感覚的で鮮やかだ。」とし、「確実に思ったことなのだが、このようにも表現できるのかと、膝をぽんと打つことが多かった。」と説明した。「ネチズンたちが楽しむ‘共感遊び’ともつながっている」と、日本の小説の魅力を分析したBさんは「キャラクター中心のストーリー展開で、少しずつ読んでも記憶に残りやすい日本の小説とは違い、叙事中心が多い国内小説は初めから最後まで読む時間を作るのも大変だ。」と重ねた。
友達の勧めで日本の小説を読み始めたCさんは「とても正直で突拍子もないと感じることが多い」とし、「言いたくても言えなかったことを代わりに言ってくれた感じ」だと説明した。‘正直さ’は素材の多様性にも一役かっている。Dさん(26)は「明らかに韓国でもありそうな話だが、ちゃんと取り上げられない話題を日本の小説はよくキャッチしている。」と語った。
日本の小説は‘マルチユース’によって更にしっかりと浸透しているようだ。現在においては20代だけでなく日本映画とドラマに簡単に接する10代の若い学生もその原作である日本の小説に関心を持っている。韓国で日本の作品をリメイクする機会が増え、今後更に加速度がつく状態だといえる。
ドラマ「恋愛時代」が日本の‘クール’な感性を伝え広めるのにかなりの部分で寄与した。   

        
    연애시대(왼쪽), 플라이대디 
    恋愛時代(左側),フライダディー

 


2006-12-11 11:03  nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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