朝から雨ですね。
今日は野沢尚の命日です。
2004年の今日は猛暑でとても暑い日でした。
今でも、あの日と同じ暑い日には鮮明に記憶がよみがえります…。
いつまでたっても悲しく、残念でたまりません。
亡くなってずいぶん経ちますが、お墓にはお花が供えてあり、多くの方がお墓参りに訪れてくださってるようでした。いつまでもお心にかけていただき感謝しております。
年に一度だけ、親しかった方々と会えると、野沢も喜んでいることと思います。
あリがとうございました。
2011-06-27 13:53
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日記・雑感
謹んで、御冥福をお祈り申し上げます。
あまりテレビも見なくなってしまいましたが、野沢さんがお書きになっていたような、深く、たくさんのものを包んだ作品が少なくなったように思えてなりません。
私がこのようなことを申し上げるのは僭越と承知しておりますが、
野沢さんは本当に、全身全霊で、力を振り絞って作品と取り組んでおられたのだなあ・・と拝察いたします。
「結婚前夜」の、誰も知らない二人だけの"心の結婚式"。そのとき花嫁の頬に流れていた涙と微笑みの愛おしさ。
「眠れる森」で見せられた、一人の人間に潜む天使、悪魔、俗人、聖人。
「この愛に生きて」では、取り返しのつかないことをした自分を責め、責め、責め、それでも暗闇から傷だらけで曙に立ち上がった主人公。
「いいか! 祈りだ!」
「ふたたびの恋」の中で教え子に訴える男の言葉は、辛い仕事の中で、何度も私を励ましてくれました。
野沢さんの、新しい作品を拝見することは出来なくても、今までに見てきたいくつものドラマが、ある日それまで全く気づかなかったことを教えてくれます。
野沢さんの作品には、まるで「宝探し」のように、多くの示唆や素晴らしい言葉たちが、身を潜めているように思います。
野沢さん以外の誰にも書けない、素晴らしい作品を残してくださったことに深く感謝を申し上げます。
そして、命を削るように厳しかったであうそのお仕事に、全身全霊で向かわれた御姿勢に、敬服いたします。
by Sho (2011-06-28 00:32)
Shoさん
素敵なコメントありがとうございます。
今もそのように思ってくださりとても嬉しく思います。
小説などと違い、TVドラマは放送された後は消え去ってしまいがちなものですから、いつまでも記憶の中に残ってるとしたら、それは本当に野沢の望んでいたことで、喜んでいると思います。
ありがとうございます。
by 野沢 (2011-06-28 07:11)
あれからもう、7年もたったんですね。早いです。
野沢さんには、『ふたたびの恋』のサイン会でおめにかかりました。
ずっと、野沢作品ファンです。野沢作品に出会わなかったら、わたしは、東京で住むこともなかったともなかったでしょう。シナリオ作家協会の講座にも通いました。
一度、お墓参りをさせていただきたいのですが、場所がわかりません。可能であれば教えていただきたいのですが…。いかがでしょうか。
by じゅん (2011-06-28 19:36)
じゅんさま
コメントありがとうございました。
誰かの人生に影響を与えるような作品を作れたことを知ったら、野沢も嬉しいのではないかと思います。
多くの脚本家たちは、作品を通じてメッセージを発信しているのですから…。
お墓に関してですが、公式サイトで広くお知らせいたしますと、多少の問題もあろうかと思われます。
せっかくのお申し出にたいして、大変申し訳ありません。
こうして、お心にかけてくださっているだけで、通じているかと思います。
本当にありがとうございます。
by 野沢 (2011-06-29 07:58)
野沢さま
無理なことを書いてしまい、申し訳ありませんでした。
お墓の件は、毎年、心の中で手を合わせていますので大丈夫です。
野沢作品との出会いについて、少し、書かせてください。出会いは、『親愛なる者へ』でした。この作品は、当時の私の恋愛を見たの?というくらい似ていました。ダブル不倫でした。
もう、20年もたちますから、当然、その方との関係も解消されていますが、今でも心に残る作品です。
この作品との出会いによって、私の人生は変わったと思います。
今でも大変感謝しています。新しい作品が見れないのは残念ですが、過去の作品で回顧したいと思います。
by じゅん (2011-07-01 07:40)