ロケ現場にて [映画]
韓国映画の撮影現場にお邪魔させていただきました。
タイトルは『싸움』（サッウン）・・・・・日本語では「けんか」という意味です。
この日（10/16）は、取り残したいくつかのシーンを撮影すると言うことで、仁川国際空港でのロケでした。
↑台本もいただいてしまいました。
撮影はキム・テヒさんだけでしたが、ロケの合間にご挨拶させていただきました。背が大きくてスリムで、とても綺麗でした＾＾ 後でスタッフの方からお聞きしましたら、ソウル大学の学生だそうです。不公平ですね。神様はいくつ彼女に利点をあげたのでしょうか＾＾
主な出演者をご紹介します。
キム・テヒさん。「天国の階段」でお馴染みかと思います。
ソル・ギョングさん。映画「力道山」に出演なさっていました。
ソ・テファさん。映画「チング 友へ」、野沢作品『恋愛時代』に出演。
ロケ現場の様子です。
立って腕を組み帽子をかぶった方が撮影監督さんです。
画面真ん中に立ってるのは女優さんの立ち位置確認のために助監督さんが立ってます。周りは全員エキストラです。
上２枚の写真は、この絵コンテのシーンを撮るべく、スタンバイしてるところです。韓国ではこのような絵コンテを書く専門の方がいるそうです。撮影クルーのみんなが分かりやすくていいと思いました。日本では監督さんが書かれる場合もありますが、大体監督の頭の中って言う場合が多いのでは・・・・。
一番驚いたのは、空港のアナウンスで、「これからロケの本番ですから静かにお願いします」ってアナウンスが流れることです。撮影のために皆さん協力してくださいいて感じでした。実際に使用してる国際空港ですよ。考えられないですよね。成田国際空港でそんな光景想像できないです＾＾；
日本だと撮影も、ご迷惑かけてすいません、と言った感じで撮影してるかと思いますが・・・。韓国ではとても恵まれた環境で映画撮影していました。
それに、仁川国際空港は建物はもちろんですが、内部も大きくてゆとりがあって、快適な空港でした。一番端のとことは普段未使用のチェックインカウンターもあって、撮影に使うことが可能なようでした。比べてみると、日本の成田国際空港は本当に空間が小さいと感じました。国土は韓国の４倍も大きいのに箱物はみんな小さくてちょっと情けないですね・・・・・。（平均してマンションのサイズも日本は小さいです）
日本を出てみていろりろ気づくことが多いです。
共通テーマ：映画
野沢様、こんにちは。
私も仁川空港では、２度ほどドラマの撮影隊に出会いました。
この空港は、本当に撮影に協力的なんですね～。実際、利用されるお客様も旅行紙でもＴＯＰクラスの設備ですから。
画コンテですが、私も一度、見たことがあります。そして監督の横には必ず、画コンテどおりに撮影が行われるのをチェックする方がいらっしゃいますよね。監督の意図どおりにドラマを作るには、重要な仕事です。私が出会った方達は女性でしたが、メイク、衣装以外の仕事に女性がいらっしゃるのは、なんというかとても新鮮で、嬉しかったです。
by (2007-11-01 10:55)
ピョルさま
こんにちは。
絵コンテチェック係がいるとは気がつかなかったです＾＾
私が映画会社で仕事をしている頃は、映画業界はテレビ業界よりも
男社会的な感じでしたが、衣装さん、メークさん、それに記録係は
女性でした。
最近はテレビも、映画も女性が多くなっていますね。
特にプロデューサーは多くなりましたね＾＾
『恋愛時代』をみて感じたのですが、ハン・ジスン監督はとても几帳面
な映像を撮る監督さんだという印象がありました。
（人物の配置や、左右のバランスみたいなものにこだわった感じが
あります）
実際に今回の映画撮影をみて、やはり、と思いました＾＾；
モニター画面の中心にあるクロスのところに、振り返った顔がぴったり
はまり、決まったセリフを言い切るというものでしたが、なかなか上手くいかなくて、何度もキム・テヒさんを走らせていました。
走り抜けながら振り返るシーンだったので相当難しそうでした。
（床に印を付ければ良いと思ったのですが、床が写るのでそうも行か
ないシーンでした）
やっと映像的には決まったと思ったら、セリフの言葉が強すぎますって
また撮り直しになっていました＾＾；
（あまり何度も走ったので、息が荒くなってセリフが強く発音されたように見えました・・・可愛そうに）
女優業は大変だな～と、改めて思いました。
もしこの映画が日本に入ってきたら、このシーンかと見るもの楽しい
と思います＾＾
by 野沢 (2007-11-01 14:21)