上海紀行 [取材]
11月14日(火)から17日(金)まで中国上海に行ってきました。野沢尚原作『恋愛時代』の中国での出版に関して、現地の出版社と交渉のためでした。ひとりでも多くの方に野沢作品を読んでもらいたいとの思いで、単身での上海訪問です。私は中国を訪ねるのも初めてでしたし、行く前は本当に不安でした。
もちろんビジネススタイルも、出版事情も全然違うのだろうと思っていました。
実際日本と多くの点で違うところがありました。
とりあえず、ビジネスの不安はあっても、せっかく行くのですから、中国の人々や文化ともふれあえたらいいなとも考えて出発しました。
4日間と短い日程でしたが、記憶に残る素敵な体験ができました。
また、出版交渉においても実り多い中国上海訪問になりました。
今日から数日間、中国上海紀行としてお知らせいたします。
【1日目】
11月14日(火)AM11:20成田空港発JAL619便、上海浦東空港行きで
中国へと飛び立ちました。上海までは2時間と30分程度の飛行時間でした。
思っていたよりも近い国なのだと感じました。
上海浦東空港は本当に大きくて、端から端まで動く歩道を使ってもすごく時間がかかりました。さすが中国です。
(JALは外国のエアラインだったせいか到着口が一番端でした・・)
ものすごく込み合った到着ロビーで、なかなか現地スタッフと会えなくて、半分泣きそうな気分でした。上海語は分からないし、現地で宿泊先も手配してもらっていたので・・・。
数十分後、何とか出会うことができ上海市内(ホテル)へと向かいました。
空港から市内までは結構距離がありました。多分1時間程かかったと思います。現地スタッフは、日本の成田空港のような感じと言っていました。(位置関係のことだと思いますが)
そうそう、途中で走っているリニアモーターカーを見ました。
ちょっとだけ感激でした。
日本ではいまだに実用化しないですが・・・。
国土が広い中国だったら本当に役立つ乗り物でしょうね。
もう1つ驚いたのは、中国の高速道路です。なんとすべて無料だそうです。
日本もそうして欲しいですね。
羨ましいです。
市内に入ると大渋滞にびっくりしました。
とにかくものすごい数の車でした。こんなに自動車が普及してたことに驚きました。また乱暴な運転に、クラクションを鳴らす人の多いこと、騒音に慣れないせいかちょっと頭が痛くなりました。(日本人ドライバーのマナーの良さを実感しました)
私の中国のイメージは広々とした街中を自転車が行きかうといったものだったから・・・。
意外でした。
東京の渋滞に慣れているので、移動中さほど苦痛ではありませんでしたが、ホテルまで3時間以上かかりました。
街中は建設ラッシュでたくさんの工事中の建物が目に付きました。
こんなに作っても入る人が居るのかと思いますが、人口12億以上の中国ではまだまだ足りないそうです。今世界中の資源(鉄鋼材や石油)が中国に流れ込んでる感じですね。地球の資源が減っていくのを実感できる街でした。
足場の感じは日本と違いますね。
上海の街は、近未来的なモダンな建物からアヘン戦争前の建築物まで新旧入り乱れてなんとも形容しがたい街でした。とても不思議な街です。
この球体形のビルはテレビ局のビルだそうです。
(日本のお台場にあるテレビ局も球体をモチーフにしてましたね)
次回は中国の出版事情と、市場調査を予定しています。
共通テーマ:旅行
面白く読みました。^^
by 柳 (2006-11-21 20:04)
<中国のイメージは広々とした街中を自転車が行きかうといったものだった>というのは「今は昔」なのでしょか。中国の爆発力を見るようなレポートですね。
ちなみに、愛知県では、万博が終わってからも、リニアモーターカーは営業運転していますよ。赤字らしいですが。
by がっさら (2006-11-22 17:51)
そういえば万博でもリニアモーターカーありましたね。うっかりしていました。でも中国で走ってるのは本当にものすごい速度で走る本格リニアモーターカーで空港から中心街まで1時間くらいかかる距離を10分とかで行けるらしいです。発見してもあっという間に視界から消えてしまう感じでした。
by 野沢 (2006-11-22 23:22)