ソウルにて試写会 [取材]
ソウルで行われた映画「M」のVIP試写会に行ってきました。
ご招待していただけて感激でした。
日本のプレミア試写会と同様に賑やかで、華やかで、韓国の有名芸能人の方々もたくさん
お見えになっていました。
この日、ソウルでの試写会は２会場同時に行われたそうです。
１箇所はデジタルの映画、もう１箇所はフィルムの映画だそうです。私はフィルムの方を観ました。
映画はサスペンス、ラブストーリーと言った感じでしょうか。私の韓国語能力が十分ではないので、細かな設定が少し理解できていないかもしれませんが、なかなか面白かったです。映像技術が謎めいたストーリーを一層効果的していました。映像処理されたスクリーンの中は幻想的で綺麗でした。ほんのひと時異空間にいるような、そんな感覚になりました。
また、BOAの歌うテーマ曲も最高でした。日本で歌っているジャンルと全然違って、映像中に流れていましたが、彼女とは気が付かなかったです。エンドクレジットで名前を見てビックリしました。
この曲は、昔韓国で流行った歌のリメイクだそうですが、歌詞が映画のストーリーと重なって切なく悲しい歌でした。
主演の俳優さんも初めて見たのですが、存在感があってよかったです。主演女優さん（ミミ役）もとてもよかったです。透明感があって好きなタイプの女優さんでした。
「M」の撮影監督ホン・ギョンピョさんです。たくさんある彼の他の作品で、日本でもおなじみの映画ですと「イルマーレ」や「ブラザーフッド」などがあります。特に「ブラザーフット」では高いカメラ技術が評価され多くの賞を受賞なさっています。【ある書評から・・・画面に残像がたくさん残る４０mm以上の望遠レンズを使って荒くさせ，カメラに＜イメージ・シェイカー＞という装備を装着して，砲弾がさく烈する時，カメラを揺さぶって，画面が揺れる効果も作り出した】
「M」に関しては、映画を観るまえにお会いしたので感想が言えませんでした。
本当に素敵な映像だったので、次回お会いする機会があったら、是非感想を申し上げたいと思います。
試写会でいただいた、映画「M」のパンフレットです。映画同様個性的です。
表から裏にかけて背表紙のとことに「그 사람 프로젝트」（その人プロジェクト）って書いてあります。意味はよく分からないです＾＾；
パンフレットのシリアルナンバーです。私は585冊目をいただきました＾＾
よい記念になりました。
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野沢様、こちらでも、こんにちは（＾＾）
カン・ドンウォンさん主演の「Ｍ」ですね。公開前からかなり評判になっていた映画ですね！相手役の女優さんは、イ・ヨニさんとコ・ヒョジンさんの御二人かと思いますが、コ・ヒョジンさんはドラマでよく拝見します。彼女の演じる役は、なんというか同じ目線で見れるというか、友人のような感じで見れます（←全然、うまい言葉が見つかりません・・）
そして「Ｍ」の撮影監督が、「イルマーレ」の撮影監督さんなんですね！つい最近ハリウッドでのリメイク版を見て、やはり本家の「イルマーレ」とは全然印象が異なりました（＾＾）韓国オリジナル版の霧の中の家の前のシーンがとっても印象的です。
撮影監督って、とっても尊敬します。もちろん演出される監督も、すごいですが、やはり撮影監督は映像のプロというか、カメラを構えている時の意気込みや、アイデアの宝庫というか、自分のカメラで写真撮るのとは違いますから（笑）、近づいたり、引いたり、その独特な感覚が、映像に反映されると、印象が大分違ったりするので、やはり感性の仕事のような気がします。
by (2007-10-27 09:34)
ピョルさま
「イルマーレ」は韓国版のほうが数段いいです。
そう思えたのは、やはり映像美だったように思います。
時間のずれた２人の世界を描いたときの、空気感の違いを
上手く表現していたと思います。
「Ｍ」はカン・ドンウォンさんとイ・ヨニさんがメインになった感じでした。
この作品も映像は美しく幻想的でした。主人公の心の中、過去の思い出、現在と違う空間を見事に表現する映像でした。トロント国際映画祭で上映されるとのことです。
有能な撮影監督が参加してこそ、映画は成功すると思います。
野沢は、日本の撮影監督のなかでは鈴木達夫さんがとても好き
だったようです。
by 野沢 (2007-10-29 07:06)
ピョルさま
「Ｍ」映像です。
youtubeのなかにいくつかあったのですが、一番映像が実際の
映画に近く綺麗なものを、参考までに＾＾
http://jp.youtube.com/watch?v=g3jZnhGBHhk
ご覧になってみてください。
ミステリー・ラブストーリーの雰囲気が分かると思います＾＾
by 野沢 (2007-10-29 10:12)
野沢様、ＭＶのご紹介、ありがとうございます。
なんだか・・・最初のサブミリナル画像で、ちょっと怖くなったんですが（苦笑）後半につれてラブストーリー色が強くなっていますね。あえて、カン・ドンウォン君の顔が暗めなのも、いいですね。イ・ヨニさんは映画「百万長者の初恋」に出演されていた女優さんですね。
私も「イルマーレ」については韓国オリジナルの方が、幻想的で、切なくて、最後の余韻が好きでした。牛島にあったセットは、台風で壊れてしまいましたが、もし残っていたら行ってみたかったです。
鈴木達夫さんのお名前は、初めて聞きましたが、たくさんの映画を撮られているようですね。私でも知っている映画がたくさんありました。機会があったら、拝見したいと思います。ご紹介、ありがとうございました。
by (2007-10-29 13:02)